群馬県の制度
県内の窓口は原則0円|群馬県の母子家庭等・父子家庭医療費助成【令和8年度】
助成 公開・ 更新
この制度は群馬県にお住まいの方が対象です。全国共通の制度と併用できます。

みさき先生、うちは群馬県に住んでるんですけど、ひとり親家庭の医療費の助成ってどうなってるんでしょうか。ひなが小さいうちは通院も多いので気になってて。

藤井先生群馬県にはちゃんとありますよ。しかも群馬県の場合、制度の名前そのものが「医療費自己負担額の無料化制度」なんです。

藤井先生そうなんです。正式名称は「群馬県福祉医療費支給制度(医療費自己負担額の無料化制度)」といって、そのなかの「母子家庭」「父子家庭」「親のない子」という区分にあたるのが、今日お話しする制度です。この記事では、群馬県ならではの仕組みと、押さえておきたい注意点を順番にお話ししますね。

みさき名前だけでもう期待できそうです。まずは仕組みから教えてください。
群馬県の医療費助成、まず知ってほしい仕組み

藤井先生このセクションでは、お金の流れをイメージ図で見てもらいますね。


藤井先生群馬県のページには、はっきりとこう書かれています。「県内の医療機関で受診する場合は、市町村から交付された『受給資格者証』を、『保険証』と一緒に提示すると、医療保険の自己負担額が無料となります。」

藤井先生基本的にはそのとおりです。県内の医療機関で受給資格者証とマイナ保険証(または資格確認書)を一緒に見せれば、窓口での自己負担が0円になります。群馬県では、県として「いくらまで自己負担」という金額を決めていません。ただし、入院や手術などで医療費が高額になるときは例外があるので、あとで詳しくお話ししますね。

みさき金額を決めていない、というのはどういうことですか?

藤井先生「いくらまで自己負担してもらう」という上限額の設定そのものが、制度としてないんです。対象になった時点で、県内の医療機関では医療保険の自己負担分が助成される設計になっています。実施するのは市町村で、費用は県と市町村が協力して負担しています。

みさきなるほど、県が仕組みを作って、実際の窓口対応は市町村がするってことですね。じゃあ、そもそも誰が対象になるのか教えてください。
対象になるのは誰?

藤井先生対象は3つのパターンに分かれています。①18歳に達する日以後の最初の3月31日までの児童を、現に育てている母子家庭の母または父子家庭の父。②母子家庭または父子家庭の児童(同じく18歳年度末まで)。③親のいない児童(同じく18歳年度末まで)。母子家庭・父子家庭のどちらも対象で、親自身の分も、お子さんの分も助成されます。

みさき父子家庭でも同じように使えるんですね。うちは離婚したケースですけど、死別の場合とかも対象になるんでしょうか?

藤井先生対象になります。この制度は離婚だけを理由にした制度ではなく、死別や、父母の一方が生死不明・一定の障害状態にあるといった事情も含めて「母子家庭」「父子家庭」として扱われます。結婚をしていないままお子さんを育てている場合も、前橋市では「未婚によるひとり親家庭」を資格要件に挙げています。ただし、戸籍上の婚姻がなくても、生計費の補助を受けているなど事実上の婚姻関係にあるとみなされる場合は、認定されないことがあります(前橋市のページより)。あわせて、シングルマザーだけでなく、お子さんを育てているシングルファーザーの方にも同じ条件で申請できる制度だと考えてください。

みさき安心しました。ちなみに、群馬県には子どもだけを対象にした医療費助成もあるって聞いたことがあるんですけど、それとは別物なんでしょうか?

藤井先生いい質問ですね。それは次のセクションでちゃんとお話しします。まずは、みなさんが一番気になる所得の基準を先に見ておきましょう。
所得の基準は「所得税非課税者」- 住民税非課税とは違います

藤井先生ここが群馬県のこの制度でいちばん間違えやすいところです。県のページには、こう書かれています。「県内にお住まいの医療保険加入者であり、かつ所得税非課税者のうち、次のいずれかに該当する方」。つまり県の補助基準は所得税非課税者です。

みさき所得税非課税者、ですか。住民税が非課税かどうかとは違うんですか?

藤井先生違います。群馬県の補助基準は「所得税」の非課税かどうかで判定していて、「住民税」の非課税とは別の基準です。所得税と住民税では、基礎控除の額も、差し引ける控除の種類も違うので、非課税になるラインは一致しません。ですから、住民税が課税されていても所得税は非課税、ということもあります。「住民税の通知が来たから自分は対象外だ」と決めつけないでください。

みさきえ、じゃあ住民税は非課税だけど所得税は課税されている、みたいな人は対象外になっちゃうんですか?

藤井先生県が補助する基準としてはそうなります。ただし、ここで大事な話があります。群馬県のページには続けてこう書かれています。「市町村によっては、所得制限を設けていない場合や、所得制限・要件を緩和している場合があります。詳しくは、お住まいの市役所・町村役場へお問い合わせください。」

みさき市町村が独自に広げてくれることがあるってことですね。

藤井先生そのとおりです。県の基準は「ここまでは県が費用を出します」という線で、群馬県のページには「市町村によっては、独自に対象者の範囲を拡大して実施している場合があります」と書かれています。「所得税非課税」という基準だけを見て「うちは対象外だ」と決めつけず、まずはお住まいの市町村に確認してみてください。

扶養人数別の金額表は、群馬県のページには載っていません
他の助成制度でよく見る「扶養親族が0人ならいくら、1人ならいくら」という所得制限額の一覧表は、群馬県のページには載っていません。県が示しているのは「所得税非課税者」という基準だけです。市町村が独自に基準額の表を公表していることがあります(たとえば前橋市は、扶養親族の人数ごとの所得制限基準額を公表しています)。実際にご自身が対象になるかどうかは、お住まいの市役所・町村役場の窓口で確認してください。

みさき金額の表が無いのは正直に言ってもらえて助かります。じゃあ、県外の病院にかかったときはどうなるんでしょうか。うちは群馬県内ですけど、隣の県の病院にかかることもあるので。
県外のときや、医療費が高額なときは、いったん自己負担になることがあります

藤井先生ここは見落とすと損をするポイントです。群馬県のページにはこう書かれています。「県外の医療機関で受診した場合や、高額な医療費がかかる場合で『限度額適用認定証』又は『限度額適用・標準負担額減額認定証』がないため、医療機関で一旦、自己負担した場合には、後日、領収書を添付して、お住まいの市役所・町村役場に申請することにより、福祉医療費対象額が支給されます」。

みさきつまり、県外だと窓口では普通に払うってことですか?

藤井先生そのとおりです。県外の医療機関では、いったん自己負担してあとで市町村に申請し、払い戻しを受ける仕組みになります。群馬県は栃木県・埼玉県・長野県・新潟県・福島県と接していて、通勤や実家への帰省のついでに県外の病院にかかることも珍しくないと思うので、ここは知っておいてほしいです。

みさき領収書は取っておかないとダメってことですね。

藤井先生はい、領収書は必ず保管しておいてください。それから、もうひとつお伝えしておきたいことがあります。群馬県では、令和8年10月1日から、一部の県外の医療機関でも受給資格者証がその場で使えるようになります。対象になるのは、栃木県足利市・佐野市、埼玉県羽生市、長野県上田市にある整形外科・病院・歯科医院・薬局の合わせて12施設です。

藤井先生対象になるのは12施設だけで、群馬県全体からするとごく一部です。よく行く病院がこの12施設に入っているかどうかは、群馬県のページか、その病院に直接確認してみてください。ただし、足利赤十字病院については、群馬県のページに「一部の対象範囲で開始。詳細な対象範囲は病院へお問い合わせください」と注記があります。受診の前に病院へ確認してください。それ以外の県外の医療機関では、これまでどおり、いったん自己負担して後日申請する形になります。
県内でも、入院や手術で高額になるときは窓口で支払いが発生することがあります
上で紹介した群馬県のページの文のとおり、「限度額適用認定証」などがない状態で高額な医療費がかかった場合も、いったん自己負担になります。つまり県内の医療機関でも、医療費が高額になるときは窓口で支払いが起きることがあります。高崎市のページは「福祉医療費受給資格者の方でも医療費が高額になる場合、お支払いが発生することがあります」としたうえで、加入している健康保険から「限度額適用認定証」または限度額適用区分が確認できる「資格確認書」の交付を受けて医療機関に提示すれば、お支払いをする必要がなくなると案内しています。マイナ保険証を使う場合は、この手続きが不要になることもあります(高崎市のページより)。入院や手術の予定が決まったら、受診の前に、ご自身の健康保険(協会けんぽ・健康保険組合・市町村の国民健康保険など)に確認してください。

みさきうちがよく行く病院かどうか、あとで確認してみます。次は、助成されない費用があるかどうかも知りたいです。
助成の対象にならない費用

藤井先生「窓口の自己負担がゼロ」と聞くと、病院でかかるお金が全部無料に思えるかもしれませんが、そうではありません。群馬県のページには、対象外になる費用がはっきり書かれています。

みさき紹介状を持たずに大きい病院に行くと、別料金がかかっちゃうんですね。

藤井先生紹介状なしで200床以上の病院を受診すると別料金がかかることがあります。これはこの助成に限らず、健康保険全体の仕組みなので、まずはかかりつけ医に相談してから大きい病院を紹介してもらう流れがおすすめです。それから、入院で医療費が大きくなったときの高額療養費や付加給付にあたる部分は、この助成ではなく、加入している健康保険から支給される仕組みなので、福祉医療費の対象額からは差し引かれます。二重には支給されない、というだけで、その分を自分で負担することになるわけではありません。前橋市のページも「福祉医療費受給資格者証をお持ちで、限度額認定を受けている場合、原則、本人の医療費負担はありません」と案内しています。ただし、いったん立て替えが生じたり、あとから申請が必要になったりすることはあります。

みさき入院のときは、高額療養費のほうから出る部分もあるんですね。次は、実際の申請の流れを教えてください。
申請の流れ

藤井先生この助成は、病院の窓口でいきなり使えるわけではありません。事前に受給資格者証を受け取っておく必要があります。
ステップ
- お住まいの市役所・町村役場の担当窓口へ、母子家庭等・父子家庭医療費助成の申請をします
- 審査を経て対象と認められると「福祉医療費受給資格者証」が交付されます
- 県内の医療機関を受診するときに、マイナ保険証(または資格確認書)と受給資格者証を窓口で一緒に提示します
- 提示できれば、県内の窓口での自己負担が0円になります。県外受診や、医療費が高額になる場合は、いったん自己負担して後日申請することがあります

みさき受給資格者証を忘れたらどうなるんでしょうか?

藤井先生市町村や状況によって扱いが変わる可能性があるので断定はできませんが、受給資格者証を提示できないと、いったん通常の自己負担分を窓口で支払い、あとから市町村に払い戻しの手続きをする流れになる場合があります。受給資格者証は、マイナ保険証や資格確認書と一緒に持ち歩くようにしておくと安心です。なお前橋市では、令和8年4月1日から順次、対応する医療機関・薬局でマイナ保険証を読み取ると受給資格がオンラインで確認でき、紙の受給資格者証の提示が不要になる仕組みが始まっています。ただし前橋市自身が「念のため、紙の受給者証も受診をする際はお持ちください」と案内しているので、持ち歩く習慣は変えないでおくのが安心です。

みさき財布と一緒に入れておきます。申請のときに必要なものも教えてください。
必要書類

藤井先生必要書類は、申請理由や世帯状況、市町村によって異なります。以下は一例です。窓口へ行く前に、必ずお住まいの市役所・町村役場へ確認してください。

藤井先生面倒に感じるかもしれませんが、一度受給資格者証を受け取れば、県内の窓口では提示するだけで済みます。最初の手続きだけ乗り越えれば、あとはぐっと楽になりますよ。

みさきそれを聞いて安心しました。ほかに気をつけておくことはありますか?
注意しておきたいこと
毎年、受給資格の更新手続きが必要です
この助成を続けて受けるには、毎年、受給資格者証の更新手続きが必要です。時期や書式は市町村によって異なるため、受給資格者証を受け取るときに「いつ、どんな手続きが必要か」を一緒に確認しておくと安心です。手続きを忘れると、一時的に受給資格者証が使えなくなることがあります。
転居・再婚などで資格が変わることがあります
群馬県内の他の市町村へ引っ越したとき、県外へ引っ越したとき、再婚したとき、児童が18歳の年度末を迎えたときなど、状況が変わると資格の見直しが必要になる場合があります。「前の市町村で受給資格者証をもらっていたから大丈夫」と思い込まず、状況が変わったタイミングで一度窓口に相談することをおすすめします。
他に使える医療費助成があるときは、そちらを先に申請します
群馬県のページには「福祉医療制度は他の医療費助成制度等を優先としています(他法他制度優先)」と書かれています。自立支援医療(更生医療・育成医療・精神通院医療)、特定医療費(指定難病)、小児慢性特定疾病医療、日本スポーツ振興センター災害共済給付などが使える場合は、そちらの申請も行い、受診のときはその受給者証も一緒に窓口へ出すことが求められています。心当たりがあれば、市役所・町村役場の窓口で一緒に相談してください。

みさき引っ越しのときは特に注意しないといけないですね。さっき出てきた「子どもだけの医療費助成」との違いも、そろそろ教えてほしいです。
群馬県の「子ども医療費助成」との違い

藤井先生群馬県には、ひとり親家庭に限らずすべての子育て世帯が対象になる「子ども医療費助成」という別の制度があります。群馬県のページによると、この制度は令和5年10月1日から県内すべての市町村で基準がそろい、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの子どもについて、入院・通院ともに所得制限なし、受診時の自己負担なし、窓口での立替払いなしという扱いになっています。ただし、18歳の年度末までという年齢の要件はあります。

みさきえ、それって所得に関係なく、群馬県のお子さんは医療費が無料ってことですか?

藤井先生お子さんの医療費に関しては、群馬県内であればすでに所得制限なく無料になっています。ただし、18歳の年度末までという年齢の要件はあります。つまり、お子さんの分の医療費だけを考えると、今日お話しした母子家庭等・父子家庭医療費助成に頼らなくても、すでに子ども医療費助成でカバーされているということです。

みさきじゃあ、今日の話は何のためにあるんでしょうか?

藤井先生今日お話しした母子家庭等・父子家庭医療費助成の値打ちは、お子さんではなく、母子家庭の母、父子家庭の父自身の医療費が対象になるところにあります。子ども医療費助成は子どもだけが対象で、親御さん自身の医療費はカバーしません。ひとり親家庭では、親御さん自身が体調を崩すと家計への影響が大きいので、親御さんの分の窓口負担がゼロになる意味は小さくありません。

みさきなるほど、私自身が病院にかかるときのための制度でもあるんですね。だいぶ理解が深まりました。最後に、市区町村でも確認しておいたほうがいいことがあれば教えてください。
お住まいの市町村でも、あわせて確認してください

藤井先生ここまでお話ししたのは、群馬県が決めている枠組みです。実際の所得制限の緩和状況や、更新手続きの時期、窓口の名称は市町村によって違います。市町村独自の運用がないか、窓口であわせて確認してください。「所得税非課税」という基準だけを見て申請をあきらめず、まずは窓口で聞いてみることをおすすめします。

みさき分かりました、思い込みで諦めないようにします。最後に、この制度の情報をまとめて見られる表があると助かります。
母子家庭等・父子家庭医療費助成(群馬県福祉医療費支給制度)の基本情報まとめ

みさき保存しておきます。群馬県で他に確認しておきたい制度もあれば教えてください。
併用できる他の支援制度

藤井先生この医療費助成とあわせて確認しておきたい制度を紹介しますね。それから、繰り返しになりますが、市区町村が所得制限を緩和している場合もあります。市役所・町村役場の担当窓口で、市町村独自の制度がないかもあわせて確認してみてください。
あわせて確認したい制度
- 全国共通の制度として、ひとり親家庭等医療費助成制度という国レベルの解説記事もあります。群馬県のように市町村が実施する自治体は他にもあるので、他の都道府県との違いを知りたい方は目を通しておくと役立ちます
- 所得に応じて受け取れる児童扶養手当は、この医療費助成の所得の考え方を理解するうえでも参考になる制度です。まだ申請していない方は、あわせて確認してみてください
- 一時的にまとまったお金が必要なときの選択肢として、母子父子寡婦福祉資金貸付金があります
- 税金の面では、所得から一定額を差し引けるひとり親控除も知っておくと役立ちます

みさきリンクをたどってみます。市町村の窓口にも確認してみますね。

藤井先生よくある質問は、このページの下にまとめてあります。
公式情報・問い合わせ先
※本記事は令和8年9月時点の公表情報をもとに作成しています。母子家庭等・父子家庭医療費助成の対象認定、所得の判定、必要書類、受給資格者証の更新手続きなどは、個別の状況や市町村によって異なります。最新情報は、お住まいの市役所・町村役場の担当窓口でご確認ください。
よくある質問
シングルマザーですが、群馬県ではどこに住んでいても医療費は無料になりますか?
群馬県の制度は、県内の医療機関で受給資格者証とマイナ保険証(または資格確認書)を一緒に提示すれば、窓口の自己負担が0円になる仕組みです。ただし、県外の医療機関や、医療費が高額になって限度額適用認定証などがないときは、いったん自己負担して後日申請することがあります。また、対象になるかどうかの県の基準は「所得税非課税者」で、市町村によっては所得制限を設けていない場合や緩和している場合があります。お住まいの市役所・町村役場の窓口で、実際に対象になるかを確認してください。
父子家庭でも同じように使えますか?
はい。群馬県の制度は母子家庭の母・父子家庭の父のどちらも対象です。必要書類や所得の基準も共通ですが、念のため窓口で確認しておくと安心です。
所得税非課税と住民税非課税は同じ意味ですか?
違います。群馬県の補助基準は「所得税」が非課税かどうかで判定していて、「住民税」の非課税とは別の基準です。所得税と住民税では基礎控除の額も差し引ける控除も違うため、非課税になるラインは一致しません。住民税が課税されていても所得税は非課税、ということはあります。ご自身がどちらに当てはまるかは、お住まいの市役所・町村役場の窓口で確認してください。また、市町村が独自に要件を緩和している場合もあります。
群馬県外の病院にかかったときはどうなりますか?
原則として、県外の医療機関や、高額な医療費で「限度額適用認定証」などがないときは、いったん窓口で通常どおりの自己負担分を支払い、後日領収書を添えてお住まいの市町村に申請することで払い戻しを受ける形になります。令和8年10月1日からは、栃木県足利市・佐野市、埼玉県羽生市、長野県上田市にある一部の医療機関(12施設)でも、受給資格者証をその場で使えるようになります。
子どもの医療費はこの制度と子ども医療費助成のどちらが使われますか?
群馬県では、子どもの医療費は所得制限なく無料になる「子ども医療費助成」がすでに県内すべての市町村に適用されています。ただし、18歳の年度末までという年齢の要件はあります。今日お話しした母子家庭等・父子家庭医療費助成の値打ちは、お子さんではなく母子家庭の母・父子家庭の父自身の医療費が対象になる点にあります。
扶養している子どもの人数によって所得制限の金額は変わりますか?
群馬県のページには、扶養人数別の所得制限額の一覧表は載っていません。県が示しているのは「所得税非課税者」という基準だけです。市町村が独自に基準額の表を公表していることがあります(たとえば前橋市)。実際にご自身が対象になるかどうかは、お住まいの市役所・町村役場の窓口で確認してください。
入院や手術で医療費が高額になりそうなときは、何を準備すればいいですか?
県内の医療機関でも、医療費が高額になるときは窓口で支払いが発生することがあります。高崎市のページでは、加入している健康保険から「限度額適用認定証」または限度額適用区分が確認できる「資格確認書」の交付を受けて医療機関に提示すると、お支払いをする必要がなくなると案内しています。マイナ保険証を使う場合は、この手続きが不要になることもあります。入院や手術の予定が決まったら、受診の前にご自身の健康保険に確認してください。